2010〜17 ,1巻と３巻以外初版。 真田丸で大泉お兄ちゃんが、書や筆が一杯下がってる部屋で年配の女性に膝枕してもらって、 「お前といると、心が安まる。」 と言ってたら、法外な請求書を貰って、 「高くはないか？膝枕だぞー」 と抗議したら、帰って来た台詞が、 「私を誰だとお心得です。」 あれが小野於通です。 真田丸と同じく本能寺から始まり、戦国の終わりから江戸の始まりに、新しい書の時代を創設し、 大阪の陣の後も長く高級文化サロンの中心に君臨した謎の身分なき貴婦人。 男勝りで、一本気で、男を蕩さす大名人。 先祖の古町と違い、陰惨とは無縁な人生を送った、 芸術の神に愛された女の一代記です。 ハイカラさんのチラシは１６巻の最終ページです。 何巻かの表紙に小さな折れがありますが、 私的には綺麗なものです。 美品をお求めの方はご遠慮願います。