骨董品との出会いは、得てして縁の部分が多分にあります。
ご紹介している品々は、現代の既製品の品と違いこの世にすべてふたつとは無い品であり、
この場で出会えた事は何かの御縁だと思います。


※※この良きご縁を大切にして下さい。※※

★天保10年冬 浪華宇和島藩愛山筆 日出松鶴左右萬歳三幅対/古箱入り★ ■商品説明
ご覧の様な天保10年冬 浪華宇和島藩愛山筆 日出松鶴左右萬歳三幅対/古箱入りです。

この品は、
約5年程前に、宇和島のさる商家の旧家に長い間家宝
として保存・管理していた品のひとつです。

箱書きによると、天保10年(1839年)の冬
浪華(大阪)宇和島藩愛山筆とあり、
大阪の宇和島藩の蔵屋敷にいた愛山と言う方が描いた作品
とあるが、詳細までは不明。
その商家の末裔の方のお話しによると、
宇和島藩の中でもかなり位の高い方が描いた作品と言う
だけで詳細までは伺っていないとの事でしたが、
かなり貴重な作品だと思います。

作品は、中央に日出松鶴図が描かれ
左右には、萬歳の姿が描かれて縁起の良い意匠であり、
主に正月掛けの作品ではあるが、縁起が良いので
慶事の際に飾っても良いと思います。

【 萬歳 】
新年に家々を回り祝言を述べ、舞を見せる門付芸能。
風折り烏帽子に大紋の直垂姿の太夫が、
大黒頭巾にたっつけ袴の才蔵の鼓に合わせて演ずる。
江戸時代に千秋万歳より興り、
三河万歳・大和万歳・尾張万歳・秋田万歳などがある。

■紙本・肉筆。
■状態
時代なりのヤケ・オレ・シミ等多少あり。

■ 軸寸法／約１７３．０ｃｍ×約３８．０ｃｍ。
■本紙寸法／約 ９５．５ｃｍ×約３０．５ｃｍ。
■ 落款／ご覧の様な銘・落款等あり。
■ 箱／書付入りの古箱。

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